無料で高品質のドラム音源 Sennheiser DrumMic’a! レビュー


はじめに

DrumMic’a! はSennheiserから出ている無料のKontakt用ドラム音源です。下手な安めのドラム音源よりもいいんじゃないかっていう品質ですが、それ以外の理由でも一部のDTMerの間ではとても有名な音源です。

Kontakt用の無料音源というと、製品版のKontaktが必要な場合が多いのですが、これはフリー版のKontakt Playerでも使用することが出来ます。

無料で高品質という理由ではなく、Drummic’a をインストールしていると、製品版のKontaktをクロスグレードで買うための踏み台に出来るので、そういう意味でも良く知られた音源でしたね(笑)

ちなみに現在でも無料のDrummic`aをインストールすると、Kontaktをクロスグレードで購入できるようです。(ソースはこちら

結構前からある音源ですが、プリセット・マイクの聴き比べ等を載せつつ、色々と書いてみようと思います。ダウンロード方法(リンク先も参照)と、CubaseでKontaktのドラム音源を使う際のちょっとしたメモ書きも載せておきます。

ダウンロードまでの道のりは険しい

まずはDrummic’aのページに飛んでいくとわかるのですが、なんとドイツ語なんです。英語に切り替え出来ないので、ダウンロードやユーザー登録の敷居が高いです。なんという事でしょう。

続きまして「Drummic’a」のタブを開いて、「Infos & Downloads」にてダウンロードを、「Registrierung」にてユーザー登録をするとシリアルが貰えます。

ユーザー登録の際の住所や使用楽器等のアンケートを入力する項目もドイツ語で、困惑しますが・・・、諸行無DAWさんにて解説をされているので、そちらを参照して下さい。

諸行無DAWさんも、有名なDTM関連のサイトなのですが、ブラックフライデーのまとめ、プラグイン最安値のまとめ等、素晴らしい記事があるので見たことない方は是非チェックしてみて下さい。

ちなみに、ダウンロードは4.7Gとそんなに大きい容量ではないのですが、ダウンロードのスピードがかなり遅く、4~5時間位かかりました。諸行無DAWさんでも、時間が掛かったとありましたので、多分私の環境だけではないはず・・・。

ちなみに放置しておくと、ダウンロードが止まっていたりするので、気が抜けません。

インストール等について

インストールに関しては、ダウンロードしたzipファイルの中にインストーラーが入っているので、それを指示に従って進めるだけですね。面倒な方は「yes」とか「I agree」とかを連打すればOKです。

インストールが終わったらNIのインストールセンターみたいな奴を開いてもいいですが、KontaktのLibraryに追加されているので、そこにシリアルを入れればいいと思います。

ちなみに、インストールの途中でEULAが出てくるので、必要な方は使用可能な範囲をチェックして下さい。無料なので使用範囲は気になる所だと思います。


使い方や音を

ざっと全体的な使い方とプリセットの音の紹介だけします。

使い方は書き終わってみたら、長い上に大して説明する程の事が無かったので後回し。

優秀なプリセットがある

プリセットが用意されているのですが、これがまたいい感じです。

プリセットはmixerタブの左上にあります。Viewではドラマー視点の音と観客視点の音の切り替えが出来ます。

簡単にドラムの音を用意したので聴いてみてください。

・ポップス

デフォルトの状態

POPのプリセット

POPのプリセットだとかなりまとまって聴きやすいですね。プリセットの中身を見て、EQがどうなっているか等調べるのにもいいですね。

・Jazz

フェザリングしている感じも出てますね。キックが無いMidiもあったので、場合によってはそっちを使う時もあるんでしょうかね。

・Funk

その他に、レゲエとかディスコ・ドラムンベースなんかもあります。

無料のドラム音源とは思えないクオリティーですね。

複数のマイクから使用するマイクを選択できる

ドラムキットは変更出来ませんが、マイクが選べます。これ凄く楽しいです。

OHの音を聞き比べてみます。

・E914

・KM184

・MKH800

・USM69i

ちなみにマイクを選択すると、そのマイクのスペックなんかが出てきます。(マイクの宣伝用って事で無料になっている音源なので。)

これだけでも楽しめますね。

CubaseでKontaktのドラム音源を使用する時は・・・

ドラムマップを読み込むと、音が出なくなる事があります。

他のDAWや他のCubaseユーザーの方はどうかわかりませんが。

その際は、Kontakt側の「Midi Ch」の所を、「omni」か「Port A ⇒ 10」に変更すると解消します。

昔これでハマッたのを思い出したので、一応書いておきます(笑)

ざっくりと使い方を

ドラム音源を使ったことがある方なら、すぐわかると思います。

最初の画面はこんな感じですね。

Beats・Drums・Mixer・Mic Sel・Optionの5つの項目に分かれていますので、それぞれ簡単に説明を。

BEATS

Ballad・Funk・POP等・・・、色々なビートが用意されています。イメージに近い物を選んで細かく変えてみたりする感じですかね。

ちなみにDAW側にMidiを移したい場合は、一度読み込んでからこの「01 4_4Pop1」の所から引っ張ってきます。

Drums

立ち上げた画面ですね。マイクの種類を変更したいパーツを選びます。

Mixer

フェーダー・パン・FXへのセンド・OverHeadへのセンド等・・・、よくあるミキサー画面ですね。

エフェクトはEQ・Transient Desiner・Compressorが使えます。つまみの調整がしやすくていい感じです。

キック・スネアのボトムとトップもちゃんと別れています。素晴らしい!

Mic Select

パーツ毎に幾つかマイクが用意されていて、マイクを色々と選べるようになっています。

マイクは高くて揃えるのが難しいですし、ドラムの録音をする機会も知識も無いのですが、なんちゃってレコーディングエンジニア気分でニヤニヤしながらいじりましょう。

音作りとかする場合はまずここから始める感じですかね。

各パーツもそうですが、オーバーヘッドとかもマイクで質感が大分変わるので、うほっ!てなります。

OPTION

3つに分かれています。

・ベロシティーカーブ

・Midiマッピング

・スネアのブリードの調整

ブリードとは、キックが鳴った時なんかにスネアのスナッピーが共鳴する音ですね。


終わりに

どうでしたでしょうか?

フリーソフトなのに、凄くいい感じですね。

初めてのドラム音源を買う方とかは、訳もわからず買うのであれば、一度これを試してみてはどうでしょうか?

ちなみに、ゼンハイザーのマイクの宣伝ようの音源みたいなんですが、気になったらマイクもどうでしょう?(笑)

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

おしまい。