CHRIS HEIN WINDS 2.0 レビュー (前編)


はじめに

Chris Hein Orchestral Brass レビューに引き続き、Best Serviceからです。Brass の方と被っている内容に関しては割愛している箇所もあります。

この木管の音源もかなり良さそうな感じだったのですが、ユーザーレビューが全然無くて買うかどうか迷いましたが・・・買いました(笑)

セールでなく定価で先日買ったのでお値段は42,174円・・・。決して安くはないですね。購入してからというもの、年末にBrassと一緒にBOGOFで買わなかった事を後悔しない日はありません・・・(泣)

フルバージョンの Complete版 と、奏法等が制限された廉価版の Compact版 がありますが、詳しくは公式のページにあります。

試しに一曲作ってみました。(木管以外に小さくホルンが入っています。)

Vienna と Berlin Wood Winds

Brassの方はそうでもなかったですが、こっちは本当に迷いました。

というのも、木管楽器の音源は Vienna やOrchestral Tools から既に定番としてほぼ不動の評価を得ている音源が出ているので、あえて違う音源に手を出すのは勇気がいるものです。

先程も書いたように、かなり完成度(コスパ)高いライブラリーだと思っていたので、この音源自体のクオリティーどうこうよりも、Orchestra Tools の Berlin Wood Winds とどっちにするか? という所で迷いました。

Vienna は沼なので候補から外れました(笑)

散々迷った結果、セクションパッチ等 Divisi に最適化されたライブラリーにかなり心が惹かれましたが、木管五重奏のような小編成向きの音源が欲しかったので、ドライな音で収録されている Chris Hein Winds に決めました。そもそも Divisi とかをちゃんと使い込む程のスペックは私には無いわけでして・・・。

Try Sound を使っていたら欲しくなったというのもあります(笑)

結果として買って正解でした。いい感じの音源だと思います。


特徴

まだ買って間もない印象ですが・・・

いい所

  • ドライなサウンド
  • ヘッドノート機能で打ち込みが楽
  • アーティキュレーションの切り替えが自然
  • アルトフルート、バスクラリネット等の楽器も収録されている

悪い所

  • クラリネットのトレモロに難有り?
  • アタックが弱い奏法が作りづらい気がする
  • セクションパッチはエフェクトにて精製
  • パラメーターの数値の設定が大変

悪い所と書きましたが、この価格とボリュームなのでそんなに気になる程の事は今の所無い感じです。

細かくレビューしていこうと思います。

使い勝手のいいドライなサウンド

Chris Hein Orchestra Brass とほぼ同じGUIなので分かりやすかったです。

Body と Room の2種類を組み合わせられるようになっています。

音源内のリバーブ有り・無しの比較です。

Room + Body ⇒ Bodyのみ ⇒ Roomのみ ⇒ Dry の順番です。Dryは超絶Dryな音ですね。

ノートヘッド機能で打ち込みが楽に

音の遅れが発生しそうな(?)短い音と長い音を組み合わせたフレーズを、作ってみました。

デフォルトで設定されている「Dynamic Expression Long」(ロングノート)と「Short 1」(1秒位のアタック強めのショートノート)の両方を試してみます。

ちなみに冒頭の曲は一部トリル等以外はほぼ全て「Dynamic expression Long」を使用しています。この位のテンポ感なら、スタッカート等に切り替えたりせずに、そのまま打ち込めます。

Dynamic Expression Long

クラリネットのベロシティー6段階を高い順に鳴らしてみます。

ベロシティーの高低に関係なく遅れが発生しましたね。

少し前にずらすしたらほぼ解消されました。

Short 1

Short 1 もベロシティーの高い順に鳴らしていきます。(8段階)

波形を見る限り若干遅れていますが、そんなに気になりませんね。

 アーティキュレーションの切り替えがスムーズ

Brassの時と同じですが、CCを使用してビブラートやフラッタータンギングの混ぜ具合をコントロール出来ます。

ロングトーンの途中からビブラートに切り替わるのでなく、徐々にビブラートが掛かるように出来るっていうのがポイントでしょうか。

右上の画面のスピードにて、トリルのスピードがコントロール出来るのがまた嬉しいです。Run Up 等の早さもここで調整します。

Kontakt の機能で、このスピードもccにアサイン出来るので、駆け上がりの速さやトリルのスピードを徐々に早く・遅く出来ます。(Speedの文字の方にアサインするとccが真ん中以下の時に、パラメーター自体がオフになるので注意です。)

アーティキュレーションの切り替えに関しては、公式の動画のクオリティーが半端無いので、デモを載せるのは躊躇しますが・・・、トレモロの早さ変更は触れてなかった気がするので、それだけ置いておきます(笑)

アルトフルートやバスクラリネット等も入っている

Berlin Wood Winds と比較してみます。(Berlin wood winds の方が1万円以上高いです。)

Chris Hein Windsはセクションパッチの収録は無く(エフェクトにて精製)、セクションパッチの完成度から言えばやはり Berlin Wood Winds になると思いますね。(アンサンブルはフルート・クラリネットのみ。)

・楽器の収録数

Berlin Wood Winds は

フルート(×3本、ピッコロ、a3)

オーボエ(×2、イングリッシュホルン)

クラリネット(×2、a3)

バスン(×2)

Chris Hein Windsは、

フルート(×2、ピッコロ、アルトフルート)

オーボエ(×1、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン)

クラリネット(Eb、Bb、バスクラリネット)

バスン(×1、コントラバスン、バロックバスン)

セクションパッチや同じ楽器の複数収録が無い物がある反面、楽器の種類が多いって感じですね。値段が違うので、一概に比較するのは難しいですが。

長くなったので後編に続きます。

コメント

  1. ひろあ より:

    どうもーひろあです!
    早速拝見してます。
    かなり詳細に書き込まれているので参考になります。
    今後楽しみにしてます!(≧∇≦)

    • fernand より:

      記念すべき初コメントありがとうございます!
      今の所レビュー位しか書くことが思いつかないので、しばらくレビューを書いていこうと思っています(笑)
      これからも宜しくお願いします!