CHRIS HEIN WINDS 2.0 レビュー (後編)


良かった点に続き・・・

前編よりの続きです。良かった点だけでなく、気になった所がいくつかあったのでそちらも書いていこうと思います。

トリルの時にカタカタ音がする

シャリュモー ⇒ ブリッジ ⇒ クラリーノ の中から選んで順に鳴らしています。前半の3つはカタカタなっていますが、後半の3つの様にあまりカタカタしていないのもあります。指使い的な所で違ってくるんでしょうか?

他の音源とか、実際の録音もこの位カタカタするんでしょうか? 他を知らないのでそんな物なのかもしれませんが、一応ご参考までに。小編成なら気にならないですし、場合によってはリアルでいいかも。

アタックの弱い奏法は工夫がいるかも

私がまだ使いはじめで知らないだけで、何かやり方があるんだと思いますが、ギターのハンマリング・プリングのようなアタックの弱い物を作るのにちょっと試行錯誤しました。

サステイン等のロングノートでもアタックが立ち過ぎてしまっているからでしょうか?サステインでこれだけ立ち上がりがいいのは、ありがたくもあるのですが。一音一音息を吹き直してる感じですね。

↓前半の方の打ち込み画像(そのまま打ち込んだだけですね)

↓後半の方の打ち込み画像(ちょっと被せています)

ノートヘッドを外してもあまり改善されず、サステインのポリフォニックをONにして(Legato をオフ)、微妙に音が重なる部分を作ったらそれっぽい感じになりました。

セクションパッチはエフェクトにて生成

Detune と Spread とありますので、これは実際のセクションパッチではないですね。

Spread を全開にするとギター音源とかにある擬似ダブルを作るやつみたくなります。Spread といっても普通の PAN なので、狭めると内蔵のリバーブを使っている場合はリバーブもろともモノラルになります。

それぞれ順番に、シングル ⇒ 2本 ⇒ 3本 とエフェクトにて作った物です。

↑フルートが左右から聞こえてくるシチュエーションってほぼ無さそうなので、Spread は縮めています。

フルートは1と2が用意されているので、それを同時に鳴らした物も置いておきます。

パラメーターがやっぱりいじりにくい

Brass でも書きましたが、やはり数値をダイレクトに入力出来るようにして欲しいですね。

吹かれが気になる時は・・・

リバーブが深く掛かっている時に、吹かれが入っているとなんとなくその音が近くなのか遠くなのかチグハグになる気がするので一応。

フルート2の何もしていない音 ⇒ 高音を削った音

最後の音の吹かれが少し気になったので、適当に取ってみました。どこまで削るかっていうのが悩ましい所です。気にする程ではないかもしれませんが。


全体として・・・

この値段でこのボリュームなので、今の所私は満足している感じです。

前編冒頭のデモはベタ打ちで、ボリュームを揃えた程度でしたが、まず低音が寂しいのとなんとなく音が細い感じがするかな・・・と。同じくらいの価格のvienna special edition に入っている木管は奏法こそ少ないですが、音はいいですよね。

打ち込みの楽さはChris Heinの方が断然いいですが。上手く使い分ける感じでしょうか。Chris Hein は音がちょっと硬目めかも。バンドサウンドに入れたりするとハマるかもしれません。

とはいえ、年末のセールで他の音源と組み合わせて、最大半額まで安くなるのに、話題になっているのを全然見かけません。

誰か使っている方いませんか?

Era2 とか、Chris Hein ソロ弦の方はたまにレビューなんかがありますよね。

セール時期はブラス編で書いたので省略。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

おしまい。