Audiobro LASS 使い方の覚え書き①(MIDI CC 編)


はじめに

前回の記事(ARCの表示の不具合について)でも書きましたが、Audiobro社のストリングス音源LASS(LA Scoring Strings)がセール価格799ドルの更に25%オフというセールをやっていたので買いました。

今回はAudiobro社本家での購入となりました。日本語のマニュアル等も無いので、全体像を理解するのに労力が掛かりますね・・・。なかなか面倒です。

早速何か作って「ヒャッホイ!」と行きたい所ですが、最初に使い方を理解しておかないと、無駄に時間を使ってしまうので我慢です。

ARC(Audiobro Remote Control)という独自の機能もありますが、公式のチュートリアル動画も充実していますし、そんなに難しい感じでもなさそうです。

ブログの記事にすると時間は掛かりますが、書くという作業を通すと自分の理解度が高くなるので、備忘録も兼ねて残しておきます。

MIDI CC のまとめ

まずは基本的な所からっていう事で、MIDI CC についてまとめておきます。

大体は他の音源なんかでも良くある感じの配置になっていると思います。ポルタメント・スライドの早さなんかも変更出来て、この辺の操作性は流石という感じですね。

ショート・ロングアーティキュレーションについて

今後出てくるショートアーティキュレーションとロングアーティキュレーションの定義について先に書いておきます。(わざわざ書く程でも無い気もしますが一応。)

・ショートアーティキュレーション

Spiccato、 Staccato、 Pizzicato、 Bartok Pizzicato、が入っていて、ART(Auto Rhythmic Tool)という機能が付いています。(アルペジエイターみたいな奴と思われます。)

・ロングアーティキュレーション

レガート、ソルディーノ、トレモロ、トリル、ハーモニクス、が入っていますが、ソルディーノに関しては別売りみたいです。「Sordino-izer」機能で合成することも出来るみたいです。かの有名な Hollywood Strings も Sordino は合成だったと思います。

各 MIDI CC について

メインで使用するMIDI CCは以下のようです。

・CC1

ロングアーティキュレーションにて、ダイナミックレイヤーのクロスフェードに使用。

・CC2

「NV-Vib」パッチにて、ビブラートとノンビブラートのクロスフェードに使用。

・CC3

リアルタイムでチューニングを変更。エフェクト的な効果に使用。ショートアーティキュレーションのデュレーションの調整。

・CC7

メインボリューム。

・CC11

強弱等の細かいボリュームはこっちで、他の楽器とのバランスはCC7で。

・CC30

オートアレンジャー機能のオンオフに使用。

・CC64

レガートパッチにて次の音とレガートを繋げる時に使用。サステインペダルを踏んでおけば、鍵盤を離してもレガートになるって事かと。同じくARTを使用する時も使える。

・CC83

ポルタメント・スライドのスピードを調整する時に使用。ショートアーティキュレーションではリリースを短くしたい時に使用。

・CC90

Tuning Table script をバイパスする時に使用する(デフォルトではバイパス)が、アサインし直してもOK。

・CC110

A.M.G.(マシンガン効果を防ぐスクリプト)のオンオフにて使うが、アサインし直してもOK。

・CC111

レガートモードのオンオフ、Release Triggered samplesのバイパス、Velocity Attenuator (ベロシティーの入力値を縮小したりする機能)にて使用。

ちなみに、CC0・CC15・CC16・CC19は使うと不具合が発生することがあるから、使ってはいけないそうです。

次回に続きます。